MENU

ブログ

Blog

訪問鍼灸マッサージに関するノウハウを網羅的に発信します!

ケアマネ営業

AI報告書の是非について【訪問鍼灸・マッサージ】

こんにちは!ここ最近は生成AIの発展が目覚ましいですが、皆様もご活用されたりしているでしょうか?
恐らく、施術報告書を作成する際に、AIを用いている方も増えていると思います。
今回は、AIでの施術報告書を作成において何を考えるべきか、書かせていただければ幸いです。あくまで筆者の個人的な見解ですので、「こういった考え方もあるのかな?」程度で、お読みくださいませ。
※この文章は、全て人間が作成しております(笑)

もくじ



1.結論:AI活用はあり、ただし補助として
 
結論から言えば、個人的にAIを使うのは「有り」です
ただし、生成された文章をコピーして即完了させるのは危険であり、あくまで補助として割り切って使うのが無難である、と考えます。
 
以下、メリットや注意点を整理し、考察していきましょう。
 
 
2.AIを使うメリット

・圧倒的な時間短縮

これがAIを使うことの最たる恩恵でしょう。

「何を書けばよいかわからず時間だけが過ぎていく」
「何十人分の報告書が溜まっている」
「レセプト業務もあるので、書く時間がない」

というお悩みがある方は、即座に解決できる可能性があります。
加えて、以前の記事でタイピングについて触れましたが、タイピングが苦手な方は、より大幅な時間短縮が見込めます。
一つの報告書のベースが数秒で作成される様を見ると、初めて使った方にとってはある種感動すら覚えるかもしれないですね。

・正しい文法の文章が作成できる

他にAIを使うメリットは、文法が正しい整然とした文章が作成できる点です。例えば、人間だと「て」「に」「を」「は」といった助詞を誤用したり、主語と述語が繋がっていなかったり、送り仮名を間違えたり…というミスは少なからず見られます。
一つ二つの間違いならともかく、数が多いと読み手も「この人大丈夫かな?」と信頼度が低下するかもしれません。余計な不安を与えないためにも文章は整えてくと良く、その点に関してAIはかなり有用です。


3.AIを使う注意点
 
取り込むデータ内容にもよりますが、短時間で良質の文章が生成されるのは間違いありません。ただ、先にも述べたようにそのままコピーして終了、というのはお勧めしません
注意すべき理由としては以下のものが挙げられます。

・あくまでベースは日々の記録

AIの文章作成精度が高いのは事実ですが、あくまで作成ベースは入力された情報になります。例えば、カルテ、日報ですね。それらインプット情報に誤りがあったり齟齬があったりした場合は、生成されたものにも狂いが生じます。
加えて、インプットが正しかったとしても生成内容が100%正しくなるとは限りません。
上記を踏まえると、現段階では最終確認として人間の目を通す工程は省けません。

・文章表現が硬くなりすぎる

AIのモードによって様々な形式の文章の作成が可能ですが、医療的見地を含む報告書ですと、硬めの方が良いでしょう。
ただ、ケアマネ報告書の場合、硬すぎても好まれないケースもあります。ケアマネージャーによっては

「医療的知識はあまり詳しくないので、とても読みづらい」
「ご利用者様の人となりや、日常的なエピソードも知りたい」

というニーズもありますので、そういった場合は硬すぎず柔らかすぎず、中間くらいのテイストが好まれやすくなります。
これら表現の匙加減こそ、「人間の技」と言えるところで、提出先のケアマネさんの好みによって自由にアレンジできる点も、まだ人間が勝ります。

・書き手が混在することによる違和感

文章を書き慣れている方には共感いただけるかもしれませんが、個人的には文章には書き手の味や色が表れ、読み手にもそれは伝わると感じています。
ところが、AIで生成した文章に修正を加えると、文章全体の構成に違和感が出ることがあります
一つの文章に2人(と言っていいかは不明ですが…)の書き手がいるため、そのずれが違和感として出てくるものと思われます。
すると読み手も「なんか読みにくいな」とか「何かバランスが悪いな」「これはAIかな?」と感じるでしょう。先方がまだAIに関して好意的でない場合は、悪印象を与えることにも繋がります。(先に述べた「相手の好み」はこの点でも重要です。)
全体を俯瞰し言葉の使いまわしなどに一貫性を持たせ、全体のバランスを整えておけば、文章に違和感が出ず、読みやすくなります。
 

4.おすすめの使い方

上記メリットや注意点を踏まえ、どのように使うのが効果的でしょうか?
個人的には以下の要領が良いと考えています。

・補助ツールという位置づけ

前提として、あくまで土台作りと割り切って使うのが良いと思います。AIのみで完了させるのではなく、あくまで補助ツールという位置づけで、最後は人間の目を通して修正する前提での使用が無難です。
「それならあまり意味がないのでは?」と思われるかもしれませんが、それでも時間短縮正しい文法による文章作成というメリットは大きなものです。
全て人力で10分、15分、30分とかかって、なお纏まりきらない土台しか残らないことを考えると、この工程を削除できるだけでも大いに有用です。

・「教材」として使う
 
新人であったりまだ経験が浅いうちは、構造面でも内容面でも、満足いくものは書けないと思います。経験を積めば自然と書けるようにもなりますが、短期的な勉強手段の一つとして「お手本」でAIを使うのは有力です。
繰り返しになりますが、文法ミスがなく整然とした構成で、内容面も比較的正確なものが作成される点は大きなメリットですので、研修のつもりで試してみましょう。
ただし、間違った情報が記載されることもある点は要注意です。加えて、経験が浅いうちは内容の正誤がつかないこともあるかもしれません。誤情報に騙されないためにも、内容検証は徹底しましょうそれもまた勉強の一環となります。


5.最後に
 
報告書に限らず、AIを実際の業務に用いることはあらゆる場面で増えていくでしょう。
いずれにしても、大変便利なツールであることは間違いないですので、まだ触れたことのない方も試してみましょう。
そして使いこなせるようになれば、業務効率も大幅に上がります。
その他の使い方も今後ブログで紹介しますので、その際はご一読ください。
 
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
____________________________________

●在宅鍼灸師・在宅マッサージ師養成講座のご案内●
 
「在宅領域で活躍できるプロフェッショナルを目指したい!」
「訪問鍼灸・マッサージに興味はあるけど、どうすればいいかわからない…」
「なかなかお客様が集まらず、安定的な事業運営が難しい…」
 
そんな方のために、伴走型の養成講座を開講中です!
 
☑少人数制&オンラインで学べる!
☑ 事業運営のノウハウを基礎から実践まで網羅!
☑ 座学だけじゃない。ひとりひとりの実践と細やかなフィードバックを実施!
 
\在宅医療のプロを目指せる/
在宅鍼灸・マッサージ師養成講座の詳細はこちら
____________________________________
 
著者プロフィール
●足森大起(あしもり だいき)
一橋大学卒業後、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。訪問マッサージの現場にて、個人宅や施設での施術経験を積み、ケアマネ営業や請求業務にも対応。
現在は、制度や現場に精通したサポート担当として、年間100事業所以上の新規開業や受領委任制度の相談に携わるほか、業務支援サービスのユーザーサポート・品質管理にも従事。
保険請求セミナーの講師として制度理解の普及にも取り組んでいる。
趣味は居合い抜刀術で、年に数回滝で修業も積んでいる。