その他
起こりがちなトラブル集
今回は、訪問鍼灸・マッサージで、起こりがちなトラブルを見ていきましょう。軽いコミュニケーションエラーから、命に係わるようなものまで様々ありますので、是非ご覧いただいて、未然に防げるようにしておきましょう。
〇施術事故
施術により、患者様に怪我を負わせてしまう事例は、残念ながらどうしても起こり得ます。中には圧迫骨折など重篤な事例も見られます。
患者様は高齢者の方が大半ですので、力加減には細心の注意が必要です。
起こさないのがベストであるのは勿論ですが、万一発生した時のことも考え、賠償責任保険には加入しておくことをお勧めします。
〇施術が強すぎる
施術事故ほど重大ではないですが、やはり力が強すぎて身体を傷めてしまったり、揉み返しになってしまったり、ということはあります。
「痛かったら言ってくださいね」とお声がけしていても、患者様としては中々言い出せない方もいらっしゃるので、施術時はお身体の反応や表情などをしっかり観察し、適圧かどうかなど常に気をつけましょう。
〇鍼灸関係
比較的起こりやすいのが、火が付いた台座灸を落としてしまい、ベッドやシーツを焦がしてしまうという事故です。シールが弱くなっていると、患者様に貼ってから落ちることもあります。
また、使用済みの鍼を回収したつもりが床に落ちて残っていた、という事例も考えられます。鍼灸物品は、怪我や破損に繋がりやすいので、管理には注意が必要です。
〇訪問時刻の相違
訪問の時刻相違によるトラブルは比較的多く見られます。特に患者様は記憶力が減退している方も多く、「言われた時間と違う!」などとトラブルになることがあります。
対応としては、口約束ではなく、カレンダーに時刻を記入する、貼り紙を作って貼らせてもらうなど、目視ができて物的に残るような工夫をすると良いでしょう。
逆に、施術者が時間を忘れたり間違えたりしてしまうこともあります。頭の中だけではいずれミスが起こり得るので、こちらも目視ができる形でスケジュールを作成しましょう。
〇患者様が勝手にカルテを見てしまう
稀に起こり得る事象です。カルテには患者様の正確な事項がかかれていると思いますので、例えば「認知症傾向」などと書いてあるのを見られてしまったら、どう思われるでしょう。
これが元で、サービスを打ち切られてしまったケースも実際にあります。
このような書類は、患者様の目につかないように、リュックの中にしっかり仕舞っておきましょう。
〇家具破損
滅多に起こらないですが、玄関の踏み板を踏み抜いて破損させた、という事例を聞いたことがあります。目に見えて老朽化している場合は、注意しましょう。
先に述べたシーツを焦がす、というのもこれに該当するでしょう。場合によっては弁償も免れないと思いますので、患者様の家の物に触れる際は、注意しましょう。
〇物盗られ妄想
患者様が認知症の場合、起こることがあります。「あの人が~~を持って行った」などと言われてしまうのですね。
患者様が認知症であることを周囲の人間が認識していれば、こちらに否がないことはわかってくださると思います。
ただ、患者様にそのような傾向がある場合は、こちらも相応の対応が必要です。患者様宅の物品には、極力手を触れないようにしましょう。
特に、集金時以外は金品に手を触れるのは絶対に避けましょう。例えば、親切のつもりで床に落ちている小銭を拾ってテーブルに乗せただけでも、後から「お金を持って行った!」などと言われてしまうことがあります。
このように身を守るための工夫も、必要です。
上記のようなトラブルは、実際に私や私の周囲で実際に起こったことがあるものです。起こらないのが一番ですが、完全に防ぐことは難しいものもあります。
万一起こってしまった時に迅速に対応できるよう、予め準備をしておきましょう。
〇施術事故
施術により、患者様に怪我を負わせてしまう事例は、残念ながらどうしても起こり得ます。中には圧迫骨折など重篤な事例も見られます。
患者様は高齢者の方が大半ですので、力加減には細心の注意が必要です。
起こさないのがベストであるのは勿論ですが、万一発生した時のことも考え、賠償責任保険には加入しておくことをお勧めします。
〇施術が強すぎる
施術事故ほど重大ではないですが、やはり力が強すぎて身体を傷めてしまったり、揉み返しになってしまったり、ということはあります。
「痛かったら言ってくださいね」とお声がけしていても、患者様としては中々言い出せない方もいらっしゃるので、施術時はお身体の反応や表情などをしっかり観察し、適圧かどうかなど常に気をつけましょう。
〇鍼灸関係
比較的起こりやすいのが、火が付いた台座灸を落としてしまい、ベッドやシーツを焦がしてしまうという事故です。シールが弱くなっていると、患者様に貼ってから落ちることもあります。
また、使用済みの鍼を回収したつもりが床に落ちて残っていた、という事例も考えられます。鍼灸物品は、怪我や破損に繋がりやすいので、管理には注意が必要です。
〇訪問時刻の相違
訪問の時刻相違によるトラブルは比較的多く見られます。特に患者様は記憶力が減退している方も多く、「言われた時間と違う!」などとトラブルになることがあります。
対応としては、口約束ではなく、カレンダーに時刻を記入する、貼り紙を作って貼らせてもらうなど、目視ができて物的に残るような工夫をすると良いでしょう。
逆に、施術者が時間を忘れたり間違えたりしてしまうこともあります。頭の中だけではいずれミスが起こり得るので、こちらも目視ができる形でスケジュールを作成しましょう。
〇患者様が勝手にカルテを見てしまう
稀に起こり得る事象です。カルテには患者様の正確な事項がかかれていると思いますので、例えば「認知症傾向」などと書いてあるのを見られてしまったら、どう思われるでしょう。
これが元で、サービスを打ち切られてしまったケースも実際にあります。
このような書類は、患者様の目につかないように、リュックの中にしっかり仕舞っておきましょう。
〇家具破損
滅多に起こらないですが、玄関の踏み板を踏み抜いて破損させた、という事例を聞いたことがあります。目に見えて老朽化している場合は、注意しましょう。
先に述べたシーツを焦がす、というのもこれに該当するでしょう。場合によっては弁償も免れないと思いますので、患者様の家の物に触れる際は、注意しましょう。
〇物盗られ妄想
患者様が認知症の場合、起こることがあります。「あの人が~~を持って行った」などと言われてしまうのですね。
患者様が認知症であることを周囲の人間が認識していれば、こちらに否がないことはわかってくださると思います。
ただ、患者様にそのような傾向がある場合は、こちらも相応の対応が必要です。患者様宅の物品には、極力手を触れないようにしましょう。
特に、集金時以外は金品に手を触れるのは絶対に避けましょう。例えば、親切のつもりで床に落ちている小銭を拾ってテーブルに乗せただけでも、後から「お金を持って行った!」などと言われてしまうことがあります。
このように身を守るための工夫も、必要です。
上記のようなトラブルは、実際に私や私の周囲で実際に起こったことがあるものです。起こらないのが一番ですが、完全に防ぐことは難しいものもあります。
万一起こってしまった時に迅速に対応できるよう、予め準備をしておきましょう。