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訪問鍼灸マッサージに関するノウハウを網羅的に発信します!

学生向け

タイプ別の勉強の方法

①はじめに
②視覚
③聴覚
④動作
⑤さいごに


①はじめに

学生の皆さんは、勉強については常に悩みの種だと思います。科目の中身もさることながら、どのように勉強をするのが最も良いのか、という悩みは尽きないと思います。
私も学生の頃は、「どうやって勉強しているの?」とよく尋ねられましたが、中々気の利いた答えを返せなかったように思います。
ただ、上手く答えられなかったのには理由があって、実は人によって効果的な勉強の方法は、全く異なるのです。そして、これは、先天的な素質によるものが大きいのです。
以下具体例を挙げながら、どういうことか見ていきましょう。
 
 
②視覚
 
情報を得るのに、視覚が最も効率的な人は多いのではないでしょうか。このタイプの人は、教科書を読んだり、パワーポイントの授業を受けるだけで、比較的理解度が高まると思います。
また、視覚といっても、文字情報が得意な人もいれば、絵や画像で覚えるのが得意な人もいるでしょう。フォトグラフィックメモリーのように、一度見た画像をそのまま記憶できる人もいるようですし、このパターンは、人体図、骨格の画像などから、かなり記憶を定着させることができるのではないでしょうか。
逆に、本を読むのが好きな人は、文字が入りやすいと思いますので、教科書などの文章を読み込むのは苦にならないでしょう。
 
 
③聴覚
 
聴覚優位のパターンもあります。この場合、教科書やノートを見ても今一つピンと来ず、情報が入ってきづらいのですが、先生の説明を聞くと、スーッと理解できるパターンがあります
自分がこのタイプだと思ったら、授業中は先生の声を聴くことに集中し、日々の勉強も誰か成績上位者に教えてもらったり、授業を録音したり、動画を観たりして耳からインプットするのが良いと思います。
このタイプの方は、黙々と教科書を読んでも理解するのに時間がかかり、もどかしい思いをすることになるかもしれません。
 
 
④動作
 
よく「ノートをとるなど、手を動かすと良い」というアドバイスを聞くことはないでしょうか。これも実は適正の一つで、手に限らず身体を動かすことによって、記憶を定着させるのが得意なパターンです。
このタイプは、板書をする授業には強いでしょうし、自分が勉強する際も、教科書を書き写したり、自分用のノートを作成したりすることが、大きくプラスになってきます。
解剖学や経穴を勉強する際にも、実際に筋肉を動かしたり、経穴を押圧したりして身体情報としてインプットすると、驚くほど効率が上がるかもれません。
ただ、理由はわかりませんが、キーボードなどのタイプとか、スマホでのメモでは、なぜか適正を活かせない気がしています。あくまで個人的な感覚ですので明言はできませんが、やはり紙とペンは記憶の定着に一役買うような印象と、指だけではなく手というように、なるべく大きく身体を使うことが鍵なのかもしれないと考えています。
 
 
⑤さいごに
 
実際はこれらの適正がある程度のバランスで絡み合っています。私自身の場合は、視覚の文字情報と、手を動かすことに適正があったように思います。
勉強をする上で大事なこととして、自分がどのタイプに属しているか、何が得意なのかを早い段階で把握しておくことです。自分に合わない勉強法で長い時間かけても理解は遅く、徒労になってしまうことは大いに考えられます。
逆に、得意な情報であれば、他よりも短時間で、かつ精度を上げて取り組めるでしょう。
このように、「どうやって勉強するの?」の答えは、人によって全然違うのですね。人によって適正が異なる以上、返ってきた答えが自分にそのまま当てはまるとは限らないのでそれは参考程度として、自分自身で色々試してみて自分自身で模索していきましょう。
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著者プロフィール
●足森大起(あしもり だいき)
一橋大学卒業後、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。訪問マッサージの現場にて、個人宅や施設での施術経験を積み、ケアマネ営業や請求業務にも対応。
現在は、制度や現場に精通したサポート担当として、年間100事業所以上の新規開業や受領委任制度の相談に携わるほか、業務支援サービスのユーザーサポート・品質管理にも従事。
保険請求セミナーの講師として制度理解の普及にも取り組んでいる。
趣味は居合い抜刀術で、年に数回滝で修業も積んでいる。