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訪問鍼灸マッサージに関するノウハウを網羅的に発信します!

開業

開業について(支出編)

開業の際は、支出面を入念に考慮しなければいけません。どのような支出があるか、以下、例を見ていきましょう。


○店舗に関するもの
・テナント料
・ベッド類
・内装

 施術所登録の場合には、必須となる項目です。ただ、出張専門で登録した場合は自宅住所の登録であり、これらは全て必要なくなりますので、コスト面では多いに助かるでしょう。


○デジタル機器
・PC、iPad、タブレット、スマホ等
・プリンター、電話、FAX
・レセコン

 PCやスマホはほとんどの場合は既にお持ちだと思います。プリンターは、レセプトが紙での提出のため必須です。FAXは、ケアマネージャーとのやりとりがFAXになる場合が多いので、用意しておくとよいでしょう。


○施術関係
・鍼灸セット(アルコール、ライター含む)
・タオル、和手拭いなど
・バイタル計測機器
・リュック類
・動きやすい服(施術者用)
・着替え、タオル(来院患者様用)

 施術で必要なものです。この辺りは、大体イメージが湧くと思います。バイタル計測機器は、血圧計、体温計、パルスオキシメーター、メジャーなどですね。必要に応じて色々揃えておきましょう。


○移動関係
・自動車、バイク、原付、自転車など
・燃料費
・雨具

 訪問の際に使用するものですね。何を使うかによって支出が大きく変わります。地域によって、必要なものが変わってくるでしょう。自転車、バイク移動であれば、レインコートや長靴も必要です。


○販促、広告類
・名刺
・リーフレット、チラシ
・機関誌
・Webページ

 集客に関わるものです。広告類の質は集客に直結しますので、ここはある程度コストを割いてでも、質の良いものを用意したいところです。Webページに関しても、可能な限り作成するか、或いはプロに依頼をしましょう。


○その他
・文房具類一式
・郵送関係(封筒、切手)
・A4コピー用紙

 レセプトや同意書など、郵送することが多くなります。一般的に必要と思われるものは、揃えておきましょう。


 ざっとですが、必要なものを挙げてみました。これら全てが必要なわけではありませんが、大体は準備しておけば安心です。

 個人的には、販促にかける費用は多めに準備しておきたい、と考えます。

 これらの費用を予め計算し、初期費用としてどれくらい必要になるかを出しておき、そこから収入の計画を立て、中長期の治療院運営のイメージを膨らませていきましょう。