施術関係
【歩行器ひとつで意欲が変わる】福祉用具専門相談員さんと繋がって気付いた「連携の本質」
こんにちは!
「今日こそ独立開業だぞ☆ブログ」管理人のしょちょーです。
本日も出張ブログをお届けします^_^
今回は、福祉用具専門相談員さんと横のつながりができた話です。
皆さんは、多職種連携について考えたことはありますでしょうか?
訪問鍼灸マッサージ師として日々現場に出ていると、「施術そのものの質を高める」だけでは完結しない場面にたくさん出会います。
なぜなら僕たちは、店舗に来てくださる方を診るのではなく、ご利用者さんの生活の中に飛び込んで施術をする職種だからです。
症状(主訴)と生活状況が、ガッチリ結びついているケースが多いんですよね。
今日はそのあたりを、福祉用具の話と一緒にまとめてみます^_^
もくじ
1.訪問鍼灸マッサージは「症状」だけじゃなく「生活」に入っていく
2.「毎回同じ施術」は本来おかしい、微調整が肝
3.多職種連携の前に「多職種を知る」が大事
4.全部を抱え込まない。地域で“チーム”として生活を見る
5.今回の出会い:福祉用具専門相談員さんと繋がったきっかけ
6.歩行器ひとつで「生活の質」が変わる
7.偽アディダス事件
8.まとめ:多職種連携の一歩目は「知ること」から
もくじ
1.訪問鍼灸マッサージは「症状」だけじゃなく「生活」に入っていく
2.「毎回同じ施術」は本来おかしい、微調整が肝
3.多職種連携の前に「多職種を知る」が大事
4.全部を抱え込まない。地域で“チーム”として生活を見る
5.今回の出会い:福祉用具専門相談員さんと繋がったきっかけ
6.歩行器ひとつで「生活の質」が変わる
7.偽アディダス事件
8.まとめ:多職種連携の一歩目は「知ること」から
1.訪問鍼灸マッサージは「症状」だけじゃなく「生活」に入っていく
僕たちは専門職です。
身体のことを深く学び、技術を磨き、確かな施術を届けることは、当然ながら大切な役割だと思っています。
だからこそ、これからもどんどん深掘りしていきたいし、クオリティの高いものをお届けしていき喜んでいただきたい^_^
これは大事ですよね。
ただ、訪問の現場ではこんなことが起きます。
例えば、脊柱管狭窄症で
「2〜3分歩くと足がしびれて座り込んでしまう」方がいるとします。
この状態って、症状としては“歩行困難”なのですが、生活で起きる困りごとはもっと具体的です。
① スーパーに行けない
② 必要な買い物ができない
③ 外出が減る
④ 閉じこもり気味になる
⑤ 活動量が落ちる
⑥ 体力が落ちる
⑦ さらに動けなくなり、③〜⑥を繰り返す
こういう流れがとても多いのです。
だから僕たちは「痛み・しびれの緩和」を目指すのはもちろん、それとセットで、生活がどう変わるかまで想像しながら介入する必要があります。
ここが訪問の面白さでもあり、難しさでもありますね^_^
2.「毎回同じ施術」は本来おかしい、微調整が肝
訪問の現場って、その日その瞬間のコンディションが違います。
・睡眠が取れていない日もあれば、
・天候で痛みが強い日もあるし、
・家族とのやりとりで気持ちが沈んでいる日もあります。
だからこそ、毎回同じことを同じ手順で繰り返すのは、本来おかしい。
「今日の状態はどうか?」
「日常生活で困っていることは何か?」
「今日の施術で、どこの部分を少しでも前に進めるか?」
こういう視点で、微調整しながら施術を組み立てる。
訪問現場では毎週曜日・時間が固定で介入することがほとんどなので、前回との比較も行えます。
目標設定も、より具体的になります。
このように、治療内容の中に「生活環境の課題解決」が介入するとなると、
自然と視野が広がってくるものです。
訪問看護、訪問リハビリ、デイサービス、ヘルパーなど多職種が役割を全うしたり、垣根を超えて連携がとれる世界線に突入してくると、より高い目標達成ができるようになる可能性が生まれてきます^_^
3.多職種連携の前に「多職種を知る」が大事
僕自身、最近強く思うのがこれです。
そうはいっても多職種連携って、いきなり“連携”から入るのは難しいと思います。
よく知らない職種・人と「はい、タッグ組んで!」なんて言われても困りますよね。
なので、まずは多職種を知るがスタートだと思っています。
・ケアマネさんはどんな視点で利用者さんを見ているのか。
・訪問看護師さんは何をリスクとして見ているのか。
・福祉用具専門相談員さんは、何を基準に用具を選ぶのか。
同じ利用者さんを見ていても、見方・解釈・捉え方が全然違います。
当然、違って良いのですが、その違いを知ると、
「ここから先は、僕たちだけでは限界があるな」
「ここは、あの職種にお願いした方が早いな」
というような判断ができるようになります。
4.全部を抱え込まない。地域で“チーム”として生活を見る
ここはすごく大事だと思っています。
正直、売上とか利益だけ考えたら、「うちで囲いたい」って気持ちが出ることはあります。
僕も経営者なので、その気持ちがゼロではないです^^;
でも、訪問って1人の施術者が1日に回れる件数にも限界があり、週40時間で動いたとしても、1日8〜9件くらいが現実的な上限です。
となると、1人の施術者が抱えられる利用者さんは、だいたい25人前後が限度。
たった25人しか見れないんですよね。
全部を自分たちだけで抱え込むことが、「本当に本人のためになっているか?」は、時々立ち止まって考えないといけません。
地域でチームとして、その方の生活を支える。
その視点があると、長期的に見て、結果的に自分たちの信用や紹介にも繋がります。
短期の売上より、長い目で見た時の大きな収益性。
僕は医療・介護の世界では、こっちの方が健全だと思っています^_^
5.今回の出会い:福祉用具専門相談員さんと繋がったきっかけ
そんな中で今回、福祉用具専門相談員さんとたまたま繋がりました。
僕の会社では居宅介護支援事業所を立ち上げ予定で、広報用の動画を撮影したいなと思って打ち合わせをしていたところ、
「歩行器があった方がいいんじゃないか?」
という話になりました。
そこでスタッフが近隣の福祉用具事業所に電話してくれたら、二つ返事で「いいですよ!」と快く対応してくださり、ご挨拶できる機会をいただけました。奇跡!!
結果として、外出用と屋内用の歩行器を1台ずつお借りできることに。
すぐに青木屋のどら焼きを買ってきました!笑
でも、こういう繋がりって本当に嬉しいです。
6.歩行器ひとつで「生活の質」が変わる
話を聞いていて、「まさにプロフェッショナル」と感じたのですが、一番印象的だったのはこれです。
「歩行器ひとつ取っても、デザイン・機能・料金が多種多様で、そして、どれを選ぶかで、生活の質が容易に変わる可能性があるんです。」
衝撃を受けました!
外出用の歩行器は、一般的には1割負担で月250〜300円ほど。
今回お借りしたのは、もう少しデザイン性のあるタイプで、1割負担で月500円くらいだそうです。
もちろん金額で選ぶ方は多いと思います。
でも一方で、価値観は人それぞれです。
・とにかく費用を抑えたい
・多少高くても、見た目が良いものがいい
・使いやすさを最優先したい
・外出が楽しくなるなら、気分が上がるものがいい
もし「見栄えが良い方が気分よく外に出られる」タイプの方なら、デザイン性で選ぶのも立派な選択だと思いました。
たった数百円の差かもしれない。
でも、その数百円で外出意欲が上がり、活動量が増えたら、生活の質は大きく変わる可能性があります。
たかが歩行器、されど歩行器。
生活の一部になっていくものだからこそ、慎重に選ぶ価値があるわけです。
これは福祉用具専門相談員さんから直接話を聞いて、すごく腹落ちしました^_^
7.偽アディダス事件
余談です。
しょちょーは高校生の頃「アディダスの靴が欲しい!」と思って、買ったことがあります。
1500円くらい。安かったんです。
これは掘り出し物だと。
で、それ履いて友達と出かけたら、なぜかクスクス笑われる。
「何?」って聞いたら、
「しょちょーの靴、完っ全なパチモンwww」って言われました。
よく見たら、アディダスって線が3本なのに、僕の靴は線が4本だったんですよ。
「ア デ ィ ダ ス じ ゃ な い !!!」
それからしばらく「パチダス」と呼ばれることとなりました。
恥ずかしくて履かなくなって外出が減りましたが、お小遣い貯めて、ちゃんとしたアディダス買い直しました。
そしたら、気分よく外に出られるようになったんですよね。
「使いたくなる」物を持つって、結構大事だなと思います。
福祉用具も同じで、
使いたくなるもの=生活を前に進めるきっかけになることがある。
そう考えると、デザインとか気分って、バカにできないなと、、ふと若かりし頃を思い出しました笑
8.まとめ:多職種連携の一歩目は「知ること」から
今回の出会いを通して改めて感じたのは、多職種連携を始める前に、まず多職種を知る。
ここからスタートすると、視野が広がるということです。
最初は、何を話したらいいか分からなくても大丈夫。
まずは挨拶する。
「その職種として、何を大事にしてますか?」って聞いてみる。
相手の仕事を理解しようとする。
それだけで、現場での想像力が増え、とっさの提案力が上がり、結果的に施術の質にも繋がっていくと思います。
もし接点を持てるチャンスがあれば、ぜひ繋がってみてくださいね^_^
訪問鍼灸マッサージネットワークでは、全国の訪問鍼灸マッサージ師の活動を応援しています。
もちろん「今日こそ独立開業だぞ☆ブログ」でも同じです。
困ったことがあったら、まずはネットワークに参加してみてくださいね👍️
同業者同士の繋がりは、あなた自身も・業界全体をも発展させていく力があります。
今日も一歩ずつ、一緒に前へ進みましょう^_^
皆さんのご活躍を心から応援しています!
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●しょちょー
訪問鍼灸マッサージ業界で10年以上、現場・マネジメント・経営のすべてを経験。都内の整骨院で訪問部門をゼロから立ち上げ、7年で年商1億円にまで育て上げたのち、2021年に独立開業。
営業・採用・教育・訪問・請求業務などをすべて自ら経験し、現在は7名体制の治療院を運営中。全国のあはき師に向けてセミナーやブログでの情報発信も積極的に行っている。
自身の白血病の闘病経験を通じて「豊かに生きること」の大切さに気づき、現在は【今日こそ独立開業だぞ☆ブログ】を通して、独立や経営に悩む施術者を支援する活動を続けている。
好物はマヨネーズ。三色丼の三色をほぼ一色になるようマヨネーズをかけて食べるのが楽しみ。