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訪問鍼灸マッサージに関するノウハウを網羅的に発信します!

ケアマネ営業

ケアマネ営業の具体例~応用編~

こんにちは!今回は、ケアマネ営業の応用編ということですが、ここでも具体例を基に見ていければと思います。

 突然ですが、以下のケースにおいて、貴方がケアマネージャーだと仮定し、信頼を抱きやすいのは、どちらだと感じますか?

①相手の話を、こちらが長々と聞いた場合
②相手が、こちらの話を頷きながら長く聞いてくれた場合

 大体のケースにおいては、②の方が「次も話をしたい」と思うのではないでしょうか?

 つまり、ケアマネ営業でも、こちらが話をするのではなく、「相手、ケアマネージャーの話を聞く」ことが大事、ということになると思います。


 とは言っても、営業ではほぼ初対面に近いですから、中々お話しをしてくれるわけではありませんよね。ですので、回数を重ねて単純接触を増やすことが、まず先決でしょう。

 

 さて、前回の記事にて、ケアマネさんから、「症状についての質問を受けた場合はチャンスの可能性が高い」というお話しをしました。今回はその事例をもとに、相手にどのようにお話ししてもらうか、その要領を書いてみましょう。

 営業に行ったと仮定します。そこで質問を受けました。

Q1「鍼灸やマッサージは、浮腫にも効果がありますか?」

これに対して、こう答えます。

A1×「はい!ばっちり効果を出せますので、是非検討してみてください!」…これでは、あまりに勿体なさすぎますね。折角のチャンスを棒に振ってしまうかもしれません。

ここでは、このように返してみましょう。

A1〇「もちろん、高い効果は期待できますが…今、実際に浮腫でお悩みの方が、いらっしゃるのですか?」

そもそも、質問が来る時点で、ケアマネさんの側もある程度の具体的なイメージはあるものです。ですので、そこをお話ししやすい場を作る感じですね。

それを受けて、

Q2「そうなんです。3か月くらい前から急に症状が強くなった方がいて、私もどうしたものかと思っていて…」

と来た場合、ここで即座に鍼灸マッサージのアピールをするのではなく、話題を深堀りして、お悩みを話していただきましょう!

A2「浮腫といっても、腎臓や肝臓、心臓や栄養状況など、様々な原因から現れることがありますから…そのご利用者様に、思い当たることはありませんか?

Q3「そういえば………(略)」

 このように、上手に質問を繋げて、ケアマネさんにたっぷりお話ししていただきましょう!


 これはあくまで理想的な例ですが、以降もケアマネさんに8割くらいお話しいただければ、「相談ができる人」という位置づけになりますので、高確率で紹介をいただけるようになるのではないかと思います。

 
 会話のタイミングや呼吸など研究も必要だと思いますが、ぜひ工夫してみてくださいね!