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訪問鍼灸マッサージに関するノウハウを網羅的に発信します!

施術関係

患者さんに「もう来なくていいよ」と言われた時に、心をどう整えるか

こんにちは。
しょちょーです☺️

本日も、訪問鍼灸マッサージネットワークへの出張ブログとして、現場で誰もが一度はぶつかるテーマについてお話しします。

今回のテーマは、
「患者さんに、もう来なくていいよと言われた時に、心をどう整えるか」です。
 
訪問の現場では、どんな先生でも中止になるケースはあります。
やむを得ない事情もあれば、自分の至らなさを感じる場面もあります。
 
そして多くの場合、やっぱりショックを受けます。
しょちょー自身もそうでしたし、今でもゼロではありません。
 
だからこそ今日は、必要以上に自分を傷つけずに、次に進むための整理の仕方をお伝えします。


もくじ

●まず大前提として知っておきたいこと
●1.その場で意味づけをしすぎない
●2.相手の言葉と自分の価値を切り離す


● まず大前提として知っておきたいこと

「もう来なくていいです」と言われた時、それが必ずしも
 
・「あなたが嫌だった」
・「施術者としてダメだった」
という意味とは限りません。
 
体調や生活の変化、家族の意向、価値観、サービスの相性など、いろんな要因が絡みます。
中止=自分の全否定ではない、という前提は必ず持っておいてください。
 
 
● 1.その場で意味づけをしすぎない



 
言われた瞬間は、
「嫌われた?」
「自分が悪かった?」
 
と考えがちですが、この時点で分かっているのは終了の意向が出たという事実だけです。
まだ解釈する材料は揃っていません。
すぐに結論を出さないことが大事です。
 
 
● 2. 相手の言葉と自分の価値を切り離す

「もう来なくていい」は、あくまでサービスの終了です。
それを「自分の否定」まで広げないこと。
訪問は距離が近い分、言葉が刺さりやすいですが、
出来事と自分の価値は別です。
相手の一言で自分の全部を裁かないようにしましょう。
 
 
● 3. 事実と想像を分ける

事実はシンプルです。
・終了の意向があった
・言われた言葉
ここまで。
 
そこから先の「嫌われた」「評価が低い」はすべて解釈です。
人は事実よりも、想像で傷つきます。
 
つまり、出来事をどう捉えているのか?に大きく左右されるので、事実と想像(解釈)を整理してあげるだけでも、かなり楽になるんです。
 
しょちょーのオススメは、紙に書き出すことです。
 
・「事実」は何だったか?
・「想像(解釈)」はどこの部分か?
 
例えば、100ml入るコップに、50mlの水が入っているとします。
事実・・・・・・・「50mlの水が入っている」
想像(解釈)・・・「まだ半分入っている」「もう半分しか入っていない」
 
このように、視点を変えると捉え方が変えられるものは想像(解釈)です。
ショックな出来事のときほど、紙に書き出して整理してみてくださいね。
 
 
● 4.反省ではなく振り返りをする


 
落ち着いたら振り返りをします。
・説明は十分だったか
・期待値のズレはなかったか
・連携は取れていたか
 
ここで大事なのは、自分を責めるためではなく、次に活かすために「振り返り」を行うことです。
 
 
● 5. 全部を自分の責任にしない

在宅は、施術者一人で結果が決まる仕事ではありません。
状態、環境、家族、制度、タイミング、、、いろんな要素が絡みます。
 
真面目な先生ほど「自分の責任だ」と、背負いすぎますが、全部を背負う必要はありません。

・本人の状態
・年齢
・疾患や進行状況
・生活環境
・家族関係
・認知症の有無や進行度
・他サービスの利用状況
・本人の気分の波や価値観
 
これら色々な要素を総合的に見て、要因は何だったか?を整理していくことも、現場を続ける力の一つです。
 
 
● 6.落ち込む自分を否定しない

ショックを受けるのは普通です。
むしろ、ちゃんと向き合っていた証拠でもあります。
 
「プロなんだから気にしないで、次に進もう!」
と思っていても、落ち込んでいる感情自体は事実ですよね。
 
落ち込むくらい真剣にやっていたということです。
その自分の状態は認めてあげる方が健全と思います。
 
ただし、そこに居続けないこと。感情は認めて、引きずりすぎない。
 
 
● 7.学びを一つだけ持ち帰る


 
振り返りをしたことで、様々な課題を見つけることができます。
 
例えば、

・初回の期待値調整をもう少し丁寧にしてみる。
・家族の意向確認を無料体験直後に伺う。
・効果説明を、サービス開始後も1ヶ月おきに実施してみる。
・本人や家族への変化共有を3ヶ月毎に実施してみる。
 
どれも効果的に思いますが、全部改善しようとすると、持続性の問題がつきまといます。
次に活かせることを一つだけ持ち帰ればOKです。一歩でも前に進めば十分です。
 
なお、改善案については具体的なほど良いです。
「初回から2〜3週間以内に、本人か家族に効果実感を確認する」
「3〜4ヶ月に1回は家族へ状況確認の連絡を入れる」
 
具体的な行動に落とし込めると、見える世界ががらりと変わっていきますよ^_^
 
 
● 最後に

まとめると、
① 意味づけを急がない
② 価値と切り離す
③ 事実と想像を分ける
④ 反省ではなく振り返る
⑤ 背負いすぎない
⑥ 自分を否定しない
⑦ 学びを一つ持つ
 
この流れで整理すれば、必要以上に自分を傷つけずに済みます。
 
訪問の現場では、どうしても感情が動くものです。
 
でも大事なのは、傷つかないことではなく、立て直せることです。
 
しょちょーも、そうやって積み重ねてきました^_^
もし今しんどい先生がいたら、無理に強くならなくて大丈夫です。
 
一つだけ持ち帰って、また前に進んでいきましょう。
今日もありがとうございました。
 
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著者プロフィール

●しょちょー

訪問鍼灸マッサージ業界で10年以上、現場・マネジメント・経営のすべてを経験。都内の整骨院で訪問部門をゼロから立ち上げ、7年で年商1億円にまで育て上げたのち、2021年に独立開業。

営業・採用・教育・訪問・請求業務などをすべて自ら経験し、現在は7名体制の治療院を運営中。全国のあはき師に向けてセミナーやブログでの情報発信も積極的に行っている。

自身の白血病の闘病経験を通じて「豊かに生きること」の大切さに気づき、現在は【今日こそ独立開業だぞ☆ブログ】を通して、独立や経営に悩む施術者を支援する活動を続けている。

好物はマヨネーズ。三色丼の三色をほぼ一色になるようマヨネーズをかけて食べるのが楽しみ。